沖縄本島の南西290㎞に位置する宮古島。そのまた南西にぽつねんと浮かぶ来間島におけるリゾート計画である。大小107棟のヴィラ、計62室三層のホテル棟、プールを併設するレストラン棟、フロントオフィス・メインダイナー・ジム・ショップから成るセンターハウス、及びオペレーションの為の諸室によって構成されている。
来間島は宮古島とは一本の農道橋によってかろうじて往来が可能であり、 面積3㎢弱全周9㎞のこの島はほとんど孤島と呼んでよい。沖縄諸島エリアでも屈指の透明度を誇る海域に囲まれ、くまなくコーラルストーンで覆われたこの神秘的な島をまさしく「聖域」として構想する想像力を求められることになった。