Shin Takamatsu Architect & Associates

 

敷地は鹿児島市内へのメインアクセスとも言える国道沿いに面しており、事業の特質、及びその更なる展開を推進するための新社屋建設の意義を考える限りある意味これ以上の立地は望むべくもない。とはいえ界隈の風景は日本の幹線道路沿いの典型以外の何物でもなく、逆にその奥行きを欠いた平坦さこそがこの建築の解を導くことになったと言えよう。純白なグリッドを鎧う鉱物的なオブジェクトを思わせる建築がロードサイドに屹立することになった。

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